2008年8月3日日曜日

迷惑かけてないやん

って発想は確かに私しゃキライだわ。

儲かるからやってる。別にいいやん。

とか、

こっちはお金出してるんやん。関係ないやん。

大の大人がロリコンの漫画読んだらロリコンになるわけないから、どんなにエグイロリコン漫画あっても、別に大人が見る分にはええやん。

って感じ。 そういうのを社会性の欠如というのである。

フィリピン人って身内にはすごい情が厚くて温厚なんだけど、他人になったらとたんにどうでもいいみたいな感じになってしまうところはある。あれだけ人数多くて生き抜くとなると、そうなってしまうのかもしれないけど、
日本が平和だからそんなこと言うのかもしれないけど、

まぁ。見えない誰かのことを考えて行動するモラルとかは、実は社会の安定につながっているのだ。



日本人の素晴らしさはルールを守り、秩序を守り、社会的意識が高いところだと思う。
確かに、そういう部分は拝金主義の中で崩れている部分はあるけれども、今でも日本というのはすばらしい国だと思うよ。


今日、そこまで言って委員会で桜井よしこさんの話を聞いたけど、彼女の日本人としての誇りとか、右翼バリバリの極端なご意見を聞いて、それは言いすぎじゃないかと思った。

領土は軍事力を使ってでも守るべき。
軍事力を持たないのは国家といえない。

それで戦前の日本と同じになって、はたしてまた同じ道をたどるのではないですか?

彼女の議論は、国家とか国民の物の考え方だけが基準になっている。
その裏にある経済の部分の議論が欠け落ちている。

国家なんて私は極端な話、いらないと思ってる。
食べていくのに、国家なんて関係ない、チームワークがあれば十分だ。
為政者と、国民、
財閥と消費者、
そういう図式を彼女は忘れていると思う。

アホな私がなんぼ議論したって、彼女に勝てることはないけど、
なんか、とっても冷たいものを感じてしまったのよね。

普通の国民は、食べて暮らして平和に生きていきたいだけだ。
その国民を守るのはナショナリズムじゃない。
ナショナリズムは財閥に利用されて、お金持ちに都合のいい社会がまたできてしまうだけだ。
武器の量を競争したら、その競争に終わりがない。

世界の平和を守る憲法9条を私は守りたいと思うけどな。

竹島の領有権の問題は、私は誰も住んでいない島に、お金かけて争うことのほうがムダだと思う。むしろ、漁業問題だけにしぼって領有権を韓国にあるとして(そりゃ占領されたらしいけど、今さらそれを言うてもムダな議論になるだけ)、共同水域として認めてほしい、お金払ってもいいから、共同で漁業をしようとか提案はできないものなんだろうか。
このままだったら、いつまでもこのままじゃないかなと。

商売人の感覚でいうたら、損して得取るようなことをするのが外交なんじゃないかと思うのですが。

北朝鮮の問題は、日本人が拉致されているのであるから、これは事件なので、国家をあげて被害者を救い出す必要がある。これは、組織犯罪に立ち向かう警察の仕事である。警察が捜査することに協力を願うことしかない。警察が行くにあたって自衛隊もついていくけど、みたいなケンカしかけるフリして駆け引きしていかないといけないと思う。
これは戦争じゃない。だいたい、今の北朝鮮に戦争する能力はない。 経済制裁もしますよ。
と、いろんなことを言いながら、迫っていくことは今の憲法でも十分にできると思う。

まぁ。私がそんなこと言うてもしかたないけど。

櫻井よしこさんがもてはやされているのは、どうもスカンくてさ。
確かに、モラルの乱れとか、社会性が欠如した人間が増えてきたこととか今の社会に問題があるけど、それを守るのが、あなた方ジャーナリストの仕事なんじゃないですか?と私は思うのですが。

人の良心を奮い立たせるのがジャーナリズムだと思うし、
平和を守るのは細かい情報だと思う。
世の中は複雑なんだ。
人の思想信条を洗脳することがジャーナリズムじゃないわ。



偉そうにごめんよ。

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